コロンビアの料理を作ってみた

どうも～。

世界の美味しい料理を食べたい！知りたい！

ってことで世界の料理を完食してみよう！

といったことをぼちぼちとやっております。９（キュー）です。

今回も世界の美味しい料理を作ったのでご紹介させてもらいます(^^)/

１７カ国目

コロンビアの料理を作っていきたいと思います。

南アメリカ北西部に位置する共和制国家コロンビア。アメリカ大陸の発見者コロンブスにちなんでこの国の名前が名付けられました。

５０年に渡る長い内戦が勃発していたことや、麻薬の売買、マフィアなど治安の悪い国とされていましたが、近年では内戦も終わり、治安の大幅の改善とともに経済も急成長を遂げています。

また、スペイン植民地時代の歴史的建造物や美しい自然、伝説の黄金郷エルドラードなど魅力的な観光スポットが多くあり、近年多くの観光客が訪れています。

その他にも美女が多い国（世界美女の多い国では必ず名前が上がってきます）、サッカー（バルデラマ、イギータ、ハメスロドリゲスなどなど）、良質なコーヒーの産地としても有名です。

コロンビアの料理は、植民地時代のスペイン、奴隷として連れられた方々アフリカなどの料理に加え南米の食文化が混じり合ったクレオール料理になります。

主食としてはアロス（米）やとうもろこし粉から作る薄焼きパンのアレパなどがよく食べられており、代表的な料理として肉を炭や薪などで焼くアサードやとうもろこしを使ったスープアヒアコなどがあります。

そんなコロンビアのクレオール料理で今回作るのは、

サンコーチョ

という名前の料理になります。

サンコーチョはコロンビアのほかにも周辺国パナマやドミニカでもよく食べられていて、それぞれの土地でのレシピがあります。牛、豚、鶏などの肉類と野菜の煮込み料理でコロンビアで作られるサンコーチョコロンビアーノはとうもろこしを入れて提供されることが多いみたいです。

現地ではヤムイモや青バナナを使用しますが、今回はご家庭やスーパーにもよくある食材のじゃがいもと鶏肉、そしてとうもろこしを使用したレシピになります。

とろりと柔らかい鶏肉と甘いとうもろこし、そしてスパイスの香りがいいアクセントになり暑い時期でも食欲をそそる煮込み料理となっております。

それではさっそく作っていきます。

【材料】４人前

・手羽元　　　　　　　　　　　　　　　　　　　５００ｇ

・とうもろこし　　　　　　　　　　　　　　　　１本

・じゃがいも　　　　　　　　　　　　　　　　　７００ｇ

・トマト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１／２個

・ピーマン　　　　　　　　　　　　　　　　　　１個

・玉ねぎ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１／２個

・ニンニク　　　　　　　　　　　　　　　　　　１～２片

・パクチーの葉（苦手な方はパセリを）　　　　　１／４ｐｃ程

・小ねぎ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　３束程

・クミンパウダー　　　　　　　　　　　　　　　２ｇ

・ターメリックパウダー　　　　　　　　　　　　２ｇ

・乾燥オレガノ　　　　　　　　　　　　　　　　０、５ｇ　　　　

・チキンコンソメ　　　　　　　　　　　　　　　１２ｇ

・水　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　８００ｃｃ

・塩胡椒　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　適

・オリーブオイル　　　　　　　　　　　 　　　　適

【作り方】

１　材料を切る

玉ねぎ、ニンニク、ピーマンを粗微塵、トマトは１～２ｃｍ目安でザク切り、とうもろこしは３ｃｍ幅目安で芯ごとカット、じゃがいもは皮を剥いて４～５ｃｍくらい（肉じゃがくらい）にカット、パクチーと小ねぎは荒く刻んでおきます

２　鍋にオリーブオイルを入れ、ニンニクと玉ねぎを炒めます。少し炒めたらピーマンを入れ、しんなりしてきたらトマトを加え水分を飛ばしていきます

３　トマトが炒まってきたらクミンとターメリックを加え香りを出します。熱が加わり香り出しをしたら塩胡椒した鶏肉を加え、野菜と香辛料に絡めながら炒めていきます

４　鶏肉の表面に火が入ったら水分、とうもろこし、チキンコンソメと塩をひとつまみ加えて沸騰させます。沸騰したら多少アクが出るので取り除きます。蓋をし、２０分目安で弱火で煮込んでいきます

５　鶏肉が柔らかくなってきたら、じゃがいも、小ねぎ、刻んだ半量のパクチー、オレガノを入れじゃがいもが柔らかくなるまで煮込みます

６　じゃがいもが柔らかくなったら煮込んだじゃがいもの１／３の量を目安にミキサーに入れ、お玉一杯分の煮込み汁と一緒にミキサーにかけます。ミキサーで回し終わって滑らかになったら鍋に戻し再沸騰させます

★ミキサーにかけるのはとろみをつけるため。さらっとしたものが好みの方はこの工程は省いて下さい。ミキサーがない場合はコーンスターチ、もしくは片栗粉でとろみをつけて下さい

７　最後に塩味を確認し、調整します

★コクが足りなければチキンコソメを追加して下さい

８　器に盛って、上から残りのパクチーとオリーブオイルをかけて完成。

○とうもろこしを煮込み料理に入れることは日本ではあまりないかと思われますが、とうもろこしはいくら煮込んでも煮崩れしませんし、芯からもおいしいダシも出るので、煮込み料理におすすめですよ。

今回はアロス（バターライス）と合わせてみました。ふつうに白飯でもよいかと思います。そのまま煮込み料理またはスープとして食べてもいいですが、鶏肉ととうもろこしから出たおいしいスープと白飯の相性はいいのでおすすめです。

もしよかったら試してみて下さいね(^^)/　　それではまた！