世界の薄焼きパン トルティーヤ、タコス、ピタパン 違いってなに?
世界で多くの地域で主食になっているパン。
日本では米が主食の米文化ですが、朝食には必ずパンを食べる、またはお米よりもパンの消費が多い方もいるかと思います。
もはや米と同様私たちの食生活に欠かすことができないパンですが、みなさんはどれくらいのパンの種類を知っていますか?パンはそれぞれの地域や風土に合った実に様々なものがありますし、お店や職人によってのオリジナルの商品など数え切れないほどのものがありますよね。
その中で今回は、定番のパンではなく世界の薄焼きパンについて簡単にまとめていきたいと思います。薄焼きパンはカレーやスープと一緒に食べたり、中に具材を挟んだり、ロールしたり色々な楽しみ方があります。また薄焼きパンはその形状から名前は違うんだけど材料、作り方が似ているものが世界には多くあります。
そんなような素朴な疑問を解決するために簡単にですがまとめました。
それぞれ特徴のある世界の薄焼きパン。この機会に名前やほかの薄焼きパンの違いなど覚えていって下さいね(^^)/
トルティーヤ
メキシコ、アメリカ南西部または中央アフリカで作られている円形の形をした無発酵の薄焼きパン。すりつぶしたトウモロコシの粉や小麦粉を使用し、塩と水を加えて作る。
タコス
肉や野菜などの様々な具材をトルティーヤではさみ混んだもので、ライムやサルサソースをかけて食べます。メキシコの伝統料理でスペイン語の"taco"は軽食を意味します。
ブリトー
小麦粉で作ったトルティーヤで肉や野菜などの様々な具材をロールしたメキシコ料理。ブリトーはスペイン語で小さなロバを意味していて、トルティーヤを巻いた形状がロバの耳の形状に似ていること、ロバの積荷に似ているからとも言われています。
ロティ
ロティはインド、マレーシアなどではパン全般を意味しますが、全粒粉を使った無発酵で円形の薄焼きパンを指すことが多いみたい。
チャパティ
ロティはインドやマレーシアパン全般を意味しますが、チャパティは全粒粉を使った無発酵の薄焼きパンで円形のものを指します。そのためロティとほぼ同じものを意味する場合が多いですが、呼び方は地域によって異なります。
ナン
ナンを薄焼きパンという議論は置いといて、ナンは平たく楕円の形をしたパンで(地域によっては丸い形のものもある)、小麦粉を使用し生地を発酵させてから成形しタンドールと呼ばれる専用の窯に張り付けて焼き上げます。
ピタパン
ピタはヘブライ語でアラブのパンという意味で主にアラブ諸国で食べられるパン。中が空洞でポケットのようになっていることからポケットパンとも呼ばれます。小麦粉を使用し生地を発酵させ焼き上げた後、ひよこ豆のペーストやケバブ、野菜など様々な具材やソースなどを入れて食べられています。
まとめ
今回は世界のよく似た薄焼きパンについて簡単にご紹介しました。シンプルな材料を使用するため類似したものが世界に多くあるのでややこしいですね笑 実は他にも同様に似ているパンがまだまだあるのですが、有名どころを抑えておきました。これだけ認識していれば、薄焼きパンについてなかなか困ることもないかと思います(^^)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました! それでは!